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202. 2025/02/02 準天頂衛星みちびき6号機を打ち上げ成功
- Autor: Vários
- Narrador: Vários
- Editor: Podcast
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Sinopsis
以下のようなトピックについて話をしました。 01. DeepSeekが低コストで高性能な推論モデルを公開 DeepSeekが2025年1月20日に公開した推論モデル「DeepSeek-R1-Zero」と「DeepSeek-R1」が、AIの開発に対する業界の見方を大きく変えました。これらのモデルはMITライセンスの下でオープンソースとして公開され、トレーニングコストがOpenAIの推論モデル「o1」の約3%程度だと伝えられています。 R1は、Mixture of Experts(MoE)アーキテクチャを採用したAIモデル「DeepSeek-V3-Base」をベースにしており、総パラメータ数は6710億、コンテキスト長は128Kです。特にコーディング、数学、ロジックの分野で高品質な結果を生み出すことが確認されています。 DeepSeekの革新的な点は、AI開発におけるブレークスルーを達成したことです。従来の大規模言語モデルが人間のフィードバックによる強化学習(RLHF)を用いていたのに対し、R1-Zeroは人間によるフィードバックを削除し、ほぼ強化学習(RL)のみでトレーニングを行いました。この新しいアプローチにより、モデルの性能と効率が大幅に向上しています。 DeepSeekの登場は、AI業界に大きな影響を与え、株式市場にも影響を及ぼしています。その低コストと高性能は、AI開発の新たな可能性を示唆しており、今後のAI技術の進化に大きな期待が寄せられています。 02. 準天頂衛星みちびき6号機を打ち上げ成功 2025年2月2日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業は、国産基幹ロケット「H3」5号機を種子島宇宙センターから打ち上げ、日本版GPS衛星「みちびき」6号機を軌道に投入することに成功しました。H3ロケットはこれで2号機以降、4機連続での打ち上げ成功を記録しています。 打ち上げ後、固体ロケットブースター「SRB-3」や第1段・第2段機体の分離が順調に行われ、約29分後に「みちびき」6号機が静止トランスファー軌道に投入されました。この衛星は、準天頂衛星システム「みちびき」の一部であり、位置情報や時刻情報を提供する社会インフラとして機能します。 今回の6号機は、既存の4機体制を7機体制に拡張するための追加3機のうちの1機目です。この拡張により、日本上空に常に4機以上の衛星が滞空することが可能とな